Chiori Ohnaka was born in Himeji, an ancient castle town in Hyogo. She studied at Tokyo University of the Arts and graduated in 1992. At the University, she was influenced by the Kano school of gold-leaf art, and developed and exhibited her distinctive style of gold-leaf painting during her studies.
“Message of Love and Peace” has been the theme she has pursued consistently throughout her artistic life. Sympathizing with socially vulnerable people such as women and children, her paintings express not only the feelings of sorrow but also the potential empowerment of love.
Since 2009, she has extended her artwork to overseas. Inspired by tapestries of Goblins, and artworks of Van Gogh and Klimt, she has embodied love and peace via an uniquely developed modern gold-leaf artwork style at the crossroads of Western and Japanese world.
関連テーマ
大中千織 金箔作家
兵庫県の城下町、姫路市に生まれる。1992年東京藝術大学に学び卒業。在学中に狩野派の金箔に影響を受け、独自の金箔画を創作発表。
「愛と平和のメッセージ」は、一貫して作家活動を続けてきたテーマ。女性や子どもなど社会的に弱い立場の人々に共感し、悲しみだけでなく愛が持つ力強さも表現している。
2009年より海外でも活躍。ゴブラン織りのタペストリーやゴッホ、クリムトの作品にインスピレーションを受け、西洋と日本の融合で独自に発展させた現代の金箔アートのスタイルで愛と平和を体現しています。
絵を通して伝えたいメッセージは何ですか?
理想と現実のジレンマ、疑問、悲しみ、怒り…。
絵を描いていると啓発され、怒りや悲しみなどのネガティブな感情が喜びや幸せに変わります。
私にとって絵を描くことは祈りのようなものです。
以前は、誰かを愛することが愛の最小単位だと思っていました。しかし、そうではないことに気づきました。自分を愛することで、他の人を愛することができます。自分を愛することが大切だと思います。そうすると、自分にもジレンマやネガティブな態度があることに気づきます。自分の経験から学ぶことができる人は、他の人を愛することができます。そして、誰かを愛し、誰かに愛されることができるのです。すると、他人を思いやる気持ちが生まれます。愛の連鎖は勇気を生みます。
戦争は人間の生活の基盤を破壊します。戦争は人類の最大の過ちです。私たちは国籍や宗教に関係なく、平和に暮らすことを心から願っています。そう祈りますよね。
私たちはそのことに気づく必要があります。他人の幸せを壊しては、世界平和はあり得ません。
私たちは他国の文化や宗教を尊重します。歴史を学び、他人の背景を理解することは、憎しみから自由になる動機になります。この実践こそが、平和な未来を築くことにつながります。
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国籍:
日本
- 生年月日 : 1967
- 芸術的ドメイン: プロのアーティストによる作品,
- グループ: プロのアーティスト 現代日本のアーティスト