コンビナートへ向かう (2019) デジタルアーツ 唄西繭子 / Mayuko Utanishi によって
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この作品は「オープンエディション」です
デジタルアーツ,
ジークレープリント / デジタルプリント
- 寸法 利用可能ないくつかのサイズ
- 利用可能ないくつかのサポート (ファインアート紙, 金属への印刷, キャンバスプリント)
- フレーミング 利用可能なフレーミング (フローティングフレーム+アンダーグラス, フレーム+アクリルガラスの下)
- アートワークの状態 アートワークは良好な状態です
橋の上から見た、鳥肌が立つような光景。
このままこの世界の中に飛び込んで、溶け込んでしまったら。
そんな景色を見て感じた感情を表現した作品。
バイクに乗っているときに見える、流れ行く景色や色、記憶に残ったものを切り取って描いた作品の一つ。
オイルパステル、色鉛筆を使用して手描きで描いた絵や塗った色を、デジタルツールで、ステンシルアート、フォトモンタージュ、抽象的な表現等を組み合わせた方法で、作品を造っています。 デジタルツールは、Illustrator、Photoshop、CLIP STUDIO PAINTを使用しています。
私の作品は、言葉で表すことができない感情を色でを表現しています。
好きな音楽を聴いた時の感情、素晴らしい景色を見たときに感じる感情、大切な人に対する感情、すれ違う人から感じる感情、世の中や自分自身に対する感情など、様々な感情です。
しかし、本音で自分の考えや気持ちを話すこと、感情のままに、思っていることを言って良いのは、子供だけです。
大人になるにつれ、感情を表に出さず、周りと協調して生きることを求められます。
人間は皆、多様な面を持っていますが、そのような環境の中で、私は、大人として生きる自分と、子供のままの自分の2人が、自分の中に存在するようになりました。
手描きで色を塗ったり、描いたりして、感情を表現している自分は、子供のままの自分、それをデジタルツールで作品として仕上げるのが、大人として生きるもう一人の自分です。
技法としては、オイルパステル、色鉛筆を使用して描いた絵や塗った色を、Illustrator、Photoshop、CLIP STUDIO PAINTを使用して、ステンシルアート、フォトモンタージュ、抽象的な表現等を組み合わせた方法で、作品として仕上げています。
私は、子供のころから、絵具セットや色鉛筆にある、全ての色を使って絵を描くことに興味を持ち、取り組んでいました。
その過程で、たくさんの色を使って、感情を表現するようになりました。
大人になり、グラフィックデザイン、商業デザインを学ぶ中で、今の作品作りの方法を生み出しました。
余白を大切にし、余白を使うことで、感情である「色」をより引き立てています。
- 国籍: 日本
- 生年月日 : 1983
- 芸術的ドメイン:
- グループ: 現代日本のアーティスト